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研究内容

高等動物であるヒトは病原微生物に対する生体防御機構としてきわめて精緻に統合された免疫システムを築き上げてきました。ヒトの進化と生存は感染症との戦いにおける勝利の歴史であったとも言えます。
 

 しかし、エイズなどの新興ウイルス感染症や古くから存在する結核などを例にとるまでもなく、感染症は現代にいたってもなお人類にとっての最大の脅威です。

一方で、免疫システムの異常は自己免疫病アレルギーといったきわめて今日的な難治疾患の本質的病因ともなっています。また移植臓器拒絶なども免疫システムに直接関わっている課題です。
 これらの病態や疾患の克服をめざした人為的免疫制御法の開発は、免疫システムの未知の基本原理を明らかにしていくことから始まります。

本研究室では、我々が世界に先駆けて発見した
DNAM-1 (CD226)
IgM・IgAに対する免疫グロブリン受容体分子
MAIR分子群
Allergin-1(Allergy inhibiotry receptor-1、アラジン-1)

などについて、遺伝子から分子、細胞へ、さらに遺伝子操作マウスなどを用いて個体レベルへ還元して解析を行い、免疫システムの新しい基本原理を明らかにすることに挑戦します。  

 

臨床研究

臨床研究「B細胞に発現するDNAM-1の機能解析」について

2010年4月1日から2016年3月31日までに

筑波大学附属病院血液内科において、

骨髄を採取された患者様へ

 

臨床研究「B細胞に発現するDNAM-1の機能解析」について.pdf 

 

 

<筑波大学付属病院 呼吸器内科との共同研究>

気管支肺胞洗浄検査を受けられた際に

「病理・細胞診標本の取り扱いに関する同意」

にご同意いただいた方へ

 

ヒト気管支肺胞洗浄細胞における免疫受容体の機能解析.pdf

 

 

筑波大学付属病院 呼吸器外科、消化器外科、腎泌尿器外科、

乳腺甲状腺内分泌外科で手術を受け、

「筑波大学付属病院への試料・情報提供についての同意書」

にご同意いただいた方へ

 

がん組織と結成におけるCD155の発現・機能解析.pdf